NANA

NANA21巻。

買うかどうか迷ったけど、結局買った。

NANA-ナナ-  21  /矢沢 あい 著 [本] NANA-ナナ-  21 /矢沢 あい 著 [本]
販売元:セブンアンドワイ ヤフー店
セブンアンドワイ ヤフー店で詳細を確認する

えーと、要するに。

レンが交通事故死。目撃した三宅たちは責任逃れで逃走、結局通報したのは工藤の指示で出向いた倉田だった。事故の連絡は警察からクッキーミュージックの成田へ、成田からタクミ、ヤス、ナナ。遺体は損傷が酷く、顔はぐちゃぐちゃで到底見せてもらえないほど。ただ、ギターを弾くための手だけは無事残った。(ってことは顔から突っ込んだんだ…)ナナはショックのあまり空っぽになってしまう。そんなナナを必死で守ろうとする奈々。でも、どうにもならない。静かに泣き続ける一同。タクミは淡々と葬儀の手続きなどを行う。ヤスはナナのサポートにまわる。美雨は少しでも力になろうと奮闘する。無神経なレイラを叱りとばすシン。ただ淡々と、時間が少しずつ流れていく。葬式にはマスコミが大勢駆けつけて、マイクやカメラを無神経にぶつけてくる。倉田はナナたちに情が移りすぎて、心ない取材をすることがもうできない。レンは小さな小さな包みになってしまった。彼の周囲の時間は、止まってしまった。

結局私がこの巻を読んでどう思ったか。ハチのヒロインぶる悪い癖が前面に出てものすごくムカついたっていうのが最大の感想です。だって本来この人、この件に関してはあんまり関係ないじゃない。ナナの友人であることやタクミの嫁であることは大したポジションではないと思うよ。なのに何であそこまでしゃしゃり出るんだろう。レンのことをよく知っているわけじゃないのに。ナナの心配ばかりしているけど、レンが死んだことをまず悔やもうよ。しかもひとりで「引き止めればよかった」って。バカみたい。分かったわけないじゃない。その時点で。 あと…棺に入れる花は別の人が描いたって作者が言ってたけど、全然タッチが違ったからすぐにわかった。

何だかんだで読み続けちゃうんだろうなあ。こうやってムカつきながらも。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

もう少しNANAについて。

「悲しみよこんにちは」というフランス文学をご存知ですか?サガンという女性作家が書いた話。

17歳の女の子セシルが父親との甘い関係を失いたくなくて、父の婚約者アンヌを追いつめて死に追いやってしまう、という話。

NANAの作者である矢沢あいは「この話が自分の原点だ」と以前語っていました。

そういえば似てるんですよ。大事なひとを失いたくないあまりに他者を上手に受け入れられなかったり、愛しながらも利用したり束縛しすぎたり、そして自分のしていることの恐ろしさに気づいても、もう戻れないところまで来てしまっていたり。そして最後は事故が起きてしまう。

セシルはナナでもあり、レイラでもあり。アンヌは誰に当たるだろう。ナナにとってはタクミだろうな。事故で死んじゃうのはレンなんだけれども。

あの話はアンヌを失って、そこで時間が止まって終わった。

レンを失ったナナの時間が動き出すことは、何をもって可能だろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

超久しぶりにNANA。⑲と⑳です。

ケータイだとタイトルの文字が一部表示されないようですが、○19・○20と書いたつもりなのでよろしく。

うん。遅々として話が進まずイライラしてくるので、最近は放置してたんですが…

何気なくいろんなブログのネタバレ記事を読んだら大変な展開になっていたという。

シンの逮捕でも驚かなかった私がショックを受けるくらいですから。

あわてて買ってなかった分を読みました。

NANA 19 (19) (りぼんマスコットコミックス クッキー) Book NANA 19 (19) (りぼんマスコットコミックス クッキー)

著者:矢沢 あい
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

NANA 20 (20) (りぼんマスコットコミックス クッキー) Book NANA 20 (20) (りぼんマスコットコミックス クッキー)

著者:矢沢 あい
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ちょっとした誤解やすれ違いが降り積もって、悲劇へと加速していく事態。

いったい何のことなのかさっぱり分からず、レンが薬物で人格を失ってしまうのかなあ、くらいにおもっていました。

人格を失う、なんてもんじゃなかった。

いよいよお腹の大きくなってきたハチと、疲弊しきったタクミ。契約を更新した百合と、未来の見えないノブ。初めて体を許した美雨とヤス。逮捕され拘留されていたシンと、レイラの寂しさ。ヤスの恋人というポジションをあえて選ばなかった詩音。ナナのためになんでもするという美里(舞)。

空広と加世子。美鈴と美里。

倉田、三宅、菅原。

クスリ漬けのレンを救いたいという思いから、レイラは無断で地元へ帰ってしまった。レイラを連れ戻そうと、レンは北へ車を走らせる。パパラッチの三宅と菅原が後ろから追跡してくるのを振り払おうと猛スピードを出している。

雪の降る倉庫街。自分の人生が始まった場所。ふと、レンはナナの幻覚を見た。思わずその方向へハンドルを切る。

そして。

………

………

うそでしょう、というのがやっぱり正直な感想です。だって、これじゃあ誰も救えない。ナナやヤスはもちろん、タクミやレイラも、我が子に名前を付けてもらったハチも、ノブもシンも。

最後のページだけ、今まで横書きだったモノローグが縦書き(しかも背景無しの白抜き)だったから、ものすごく特別な印象を受けました。

未来のシーンに出てきた幼い男の子が蓮という名前。皐のお兄ちゃんというのはこの子らしい(たぶんこの子はノブではなくタクミの遺伝子を受けているのだろうな、と思った)。本城蓮があの時点で存在するなら、そんな名前付けない。

じゃあやっぱり、、、

いやです。そんな展開。

未来のシーンでは無事結婚したらしき京助淳子にちょっと安心。(いざ結婚となるとお互い急に戸惑って結局ダメに…とかならなくてよかった、という意味です)

レイラの身勝手は、分からないけれど、分かるような気もする。人の愛し方をよく知らないようなところがあるんだね、ってそれを言ってしまうと全員そうなんだけれども。

拉致された人間が加害者に恋をし、依存しきってしまう関係。凌子とシン、タクミとレイラ。タクミとハチ。ナナとレンももしかしてちょっと当てはまるかもしれない。どちらが拉致したとかじゃなく。

倉田の執着がちょっと異質なものに変化しているな、と。ナナに対して人間的な感情を持っている…?

珍しくまともなことを言うナオキ。単純な性格だけに、一番忠誠心が強いのも彼なのかも。結婚して子供ができて、落ち着いてものを見るようになったのかもね。

シンの言動で気になったことを列挙。①「次はアリサか…どんな子だっけ」ひでー(笑)つか反省しろ(笑)②「僕が一番可愛いのに」ですよねー(笑)

どっかに続きの雑誌、まだ売ってないかな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

NANA18巻。

いや、実は迷っていたのですよ。このまま話が停滞したまましばらく続くようであれば、コミックスを買うのはやめようかな、と。その迷いが今吹っ切れたわけではないのですが、一応最新巻を買って読みました。

以下ネタバレがあるので、最新巻の展開を楽しみにしている方は閲覧を控えてください。

NANA 18 (18) (りぼんマスコットコミックス クッキー) Book NANA 18 (18) (りぼんマスコットコミックス クッキー)

著者:矢沢 あい
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

ますます状況がよく分からない未来の世界。レンが……なぜハチやタクミの傍に…ちなみにレイラはこの時どうしているのか、一切語られない。というか、トラネスはこの時点でどうなっているのか。

シンが大麻所持容疑で逮捕。この急展開(といっても、もう全然驚かない)は矢沢先生がもともと予定していたことなのか、どうなんだろう。

レンとナナ。依存しきってもいるし、お互いに疲れきってもいる。このまま一緒にいるのも辛いけど、だからといって離れるのは彼らのためになるのか。ものすごく難しい問題。

現実ってドロドロ。(でもこのマンガの世界はドロドロしすぎだろうとも思う。)タクミがレイラに対して、汚れのない天使でいて欲しいと思うのも分かる。タクミにとって心の拠り所となるのはレイラ。何よりも大事なレイラを商売にしてしまったことは、彼にとって100%の幸せではないはず。でも今更引き返せないからますます必死になるんだろうね。

「バカ王子発見」に笑ってしまいました。本編にちっとも出てこないナオキが可愛くて好きです。

| | コメント (2) | トラックバック (1)