想定外に面白かった……!いろいろな意味でのおもしろさが波状攻撃、もう大変。
1・ことわざ仙人…ことわざの免許を取りたい男(小林)が仙人(白い付けひげをたくわえた片桐)に弟子入り。しかし仙人の教える内容はあまりにデタラメだ……
バカだろこいつ(笑)。これがのちにstudyに繋がっていくのかな、なんてちょっと思った。
2・超能力…超能力に憧れる男(片桐)とその友人(小林)。ところが、実は友人は超能力を本当に持っていた…!?
冗談を何重にもひっくり返す、軽いドッキリもの。なんとなーく、照明が落ちたときに「オペラ座の怪人」を連想した。
3・バースデー…今日誕生日を迎えた男(小林)を職場の先輩・ずぼらさん(片桐)が訪ねてきた。もしかして僕の誕生日を祝ってくれるためなのか…?
音声を録音しておいて、それに合わせて芝居をする。思いこみと猜疑心が入り交じった、オーバーアクション気味の芝居が爆笑もの。もちろん、一番のインパクトは「基本的には、お前が悪い!」なのですが。
「カツ代」って…(笑)そういや同姓同名だね、確かに。
4・壷バカ…木の実と壷を使ってキャッチボールする。セリフはほとんどなし。
potsunen2006○の「footsteps」あるいは「paddle」とよく似ていると思います。彼ら二人は発展途上国の子供たちなのかな、みたいに思って見てました。
5・絵かき歌…謎の無垢な男(片桐)のもとに、くじろうと名乗る若い男(小林)が訪ねてくる。無垢な男が次々理不尽な絵かき歌を生み出す目的は、職場の同僚・ミチルくん(18)にプレゼントをあげたいから、とのことだった。くじろうは「絵かき歌じゃ18歳の男の子は喜ばないよ」と言って、一緒にプレゼントを考え始める。
人格の切り替わる瞬間がもう大好き。それにしてもこの父は、息子に怒られるまでの1年間ずーっと、この人格を演じ続けていたのかな…?
っていうかラストシーンでの人格の組み合わせ、ありえないでしょ(笑)
6・count…舞台上にいる最大二人の人間だけで、いろいろな人数や頭数などのカウントをする。
「ふたりがひとつに」のときの片桐さん、目がきれいだな。で、あのラスト。客席右側の人たちにはどういう風に見えていたのか、ちょっと気になる。
7・アカミー賞…もちろん某アメリカの映画賞の授賞式のパロディ。司会者のケント・コバーン(小林)と受賞者(片桐)は仲が悪い。
「メリークリスマス☆」でかなりツボった(笑)。そういえばコバーンは「悪魔のキャベツら」の鉄板と同一人物だろうと思うのだけど…あ、ごめん。だとしたら辻褄が合わないや、何でもない。
幕間に、徳澤青弦さんが舞台に立ってBACHの無伴奏チェロ組曲よりpreludeを演奏。こういうお方なんですね…うちの母は素で片桐さんと勘違いしていました…
8・器用で不器用な男と不器用で器用な男の話…「世渡り上手だが、破壊的に会話下手な」サラリーマン(小林)と、「世渡り下手だが、冗談ばかり言って明るい性格の」、売れない画家(片桐)。二人の友情を描く。
うわー、ひどい会話力。バニーボーイ級だ…!ヤツの原点はもしかしてここに…!?
とか思ってたら、急に切なくなってきて、けっこう本気で泣いてしまった。
トイレットペーパーを使ってこんなに泣かせるお話、聞いたことがありません。
J.S.BACH:無伴奏チェロ組曲より「prelude」。
本当に、温かい。
BGMは、たぶんチェロ1本だけでやっていたのではないでしょうか。チェロって素敵な楽器だなあ…
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